ボリウッド映画鑑賞記
Vol.12

Kandukondain Kandukondain  見つけた!見つけた1  ★★★

監督:Rajiv Menon
出演:タブ、アイシュワリヤ・ライ、アジット・クマール、マムティ、アバース
音楽:A.R.ラフマーン
鑑賞記
ボンベイで上映されている、珍しいタミル映画。タミル語だが、英語の字幕スーパーが入っているので、ストーリーの把握は、簡単だった。アート・フィルムぽいせいか、観客は、上流階級が多い。バンドラのゴシップという映画館(1日4回)か、8月上旬からは、EROSのモーニングショーでも上映予定中。マニラトナム監督に続く、タミル映画の有名監督Rajiv Menonが得意の、繊細で美しいラブストーリー。南インドのヒンディー寺院や田園風景が、美しい。音楽もインドの小室哲哉こと、A.R.ラフマーンが担当。
あらすじ
旧藩主の館に、3人の美しい娘と未亡人が暮している。アンクレットが回廊に響き、鈴の音のような華やいだ娘の笑い声を、ジャスミンの香りが包む。姉(タブ)は、控えめで落ち着いた、芯のしっかりした思慮深い娘、妹(アイシュワリヤ・ライ)は、活発で鈴のような美声を持ち、いつの日か現れるであろう王子さまを夢見るロマンチスト。平和な生活が、館の相続を巡って、一転し、彼女たちは、自立を求められる。正反対の性格の姉妹に、3人の男性が現れて、全く違ったタイプの恋愛をする事になる。タブが愛するアジット・クマールは、タミル映画では、有名な2枚目スター。タミルのハンサムの典型顔。ちょび髭です。(南インドでは、このちょび髭の濃さがハンサムの基準)新進の映画監督の役。映画の中で、インドの監督たちも、次第にハリウッド映画のように、プロデューサーの意向どおりの映画を作らなければならなくなっているという、批判めいた場面があって、タミル映画界を皮肉っていたりする。
 アイシュワリヤの王子さまは、アーバス。だが、彼は、資産家の娘と結婚してしまう。本当に、彼女を愛してくれているのはマムティのほうだった。マムティはケララ出身の俳優。負傷退役軍人の蘭農園主役で、アルコールにおぼれているが、恋に落ちて、立ち直っていく。アイシュワリヤに自分から気持ちを打ち明けられず、彼女を思いつづけている役。
 母親と3番目の妹役は、単に姉妹のお荷物役の意味しかなくて、チョット描写にかける気がする。最初の方で、アイシュワリヤが、田んぼの中で、カタカリのバックダンサーの前で踊っていたり、タプラーをひきながら、古典音楽を歌ったりしているのも、見所。 正統の古典音楽家は、軽音楽を低く見ていたりして、そんなところもインドの文化を知る上で、面白い。インドの結婚感や、典型的なお見合いのシーンを見ることが出きる。サリーや、ジャスミンの髪飾りも南インド独特のもので、目も楽しませてくれる。

          

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