ボリウッド映画鑑賞記
Vol.27


Mohabattein    ★★★★★

監督:Aditya Chopra    
 
 プロデュース:Yash Chopra
鑑賞記

2000年のデワリ、超話題作。
男女7人恋物語+GTOみたいです。3カップルの若者たちの青春恋物語。SRKとアイシュワリヤの切ない、かなわぬ恋。枯葉に書いたラブレター。若者よ恋をしよう!SRKが熱っぽく語ります。夜9時の男・アミダブ・バチャンが、テレビのクイズ番組さながらのあの渋いトーンを押さえた声で校長先生役を好演。朝日に向かってのナマスカール(ヒンディー教の朝のプジャー)で登場した時、場内からはやんや・やんやの大喝采。スーパースター・アミダブ人気は、やっぱりすごい。立っているだけで、絵になる男。今年は、ロンドンのマダムタッソー蝋人形館にインド人で初の殿堂入りを果たしました。SRKは、ダンスも新人に混じってガンガン見せてくれます。(アイシュワリヤとは、雪渓の中ロマンチックダンスあり。)軽妙な型破りの教師像をさらっと演じていて、いつものような強引な押しのある演技は、ほとんどなく、コミカルながらも無駄を殺ぎ落とした演技とでもいうのか、達観の域に達した感ありです。新人では、甘いマスクのせいで、Jimmy Shergil目当ての女の子たちの声援が多かったです。演技では、さすがにUday Chopra(監督の弟、プロデュサーの息子)が光ってます。Shamita Shetty(シルパ・シェティの妹)と絡んだ、ディスコ・ダンスはみせます。Kim Sharmaが、ルックスのよさで他に差をつけています。Preeti Jhangianiのカタックは、まだまだ。初めての古典舞踊だったとか。今後を期待します。役も影が薄かったけど、Jugal Hansrajについては特になし。
アイシュワリヤ・ライの出演は、ボンベイでは、公開直前まで知らされていなかった。タイトルバックに出ず、最後にスペシャルゲスト出演として名前がス−パーにでた。Rajの死んだ恋人役で、他の人には見えない役。Rajの心の中の描写シーンで登場。かなり出番が多い。今回も雪渓の中で、シースルーサリーを着て寒さにたえながら、きれいに踊ってます。ちょっと、お腹に贅肉がついたかな?
ボンベイのLIBERTYは、連日長蛇の列。新聞によれば、チョップラー親子が、海賊版が出まわらない様にかなり固いガードのもと上映となったため、海賊版CVDや、テレビの海賊チャンネルでも当分見られないということから、チケットは高騰しっぱなし。2週目はついに1000ルピーと史上最高の闇チケットまで現れた。当日券は、定価でもバルコニーは、200ルピー。デワリ休業中とあって、観客は、高校生、大学生の女の子が、80%を占めていた。ロマンチックでセンチな今一番受けそうな映画です。なんたって、あの枯葉舞うシーンはバレンタインデーの愛の告白・枯葉のラブレターなんですから。ラストのダンスシーンでは、南インドと違っていつも気取ったボンベイっ子たちも、ついに手拍子。挿入曲数が少ないのに、ダンスシーンは、満載。ダンスは心ゆくまで堪能できます。同日公開のMission Kashmirを大きく離して、大ヒット中です。
(2000年10月27日公開)
登場人物

Narayan Shankar(Amitabh Bachchan)
名門男子校Gurukul collegeの校長。敬虔なヒンディー教徒のグル。
威厳があり、学生は学業の本分を守るべしと律する厳しい先生。 
Raj Aryan(Shah Rukh Khan)
Gurukul collegeに新しくやってきた音楽教師。人生は、愛。若者よ恋をしよう。音楽よりも愛について語る熱血教師。いつもセーターを肩にかけるスタイルがトレードマーク。
Vicky(Uday Chopra)
体育会系のダンスバッチリの、カッコつけや。パパは、お金持ち?
Ishika(Shamita Shetty)
隣の名門女子校に通うお金持ちのわがまま娘。ちょっとグレ気味。
Sameer(Jugal Hansraj)
恥かしがりやな勤労学生。幼なじみのSanjanaをずっと思っている
Sanjana(Kim Sharma)
ボディコンスタイルで、挑発的な魅力の現代っ子。男の子にモテモテ。
Karan(Jimmy Shergill)
これといって特徴がないけど、憎めないナイスガイ。
Kiranを幸せにしてやりたいと密かに思っている。
Kiran(Preeti Jhangiani)
戦争未亡人で、家に閉じこもりがち。唯一の打ち明け話が出きるのは、義理の姉だけ。義姉の息子を慰めとしてけなげに嫁ぎ先で、ひっそりと暮らす。
Amrish Puri
Kiranの義理の父。厳格であるが、嫁を我が子のように慈しんでいる。
いつの日か、息子は、戦場から帰ってくると、無理やりKiranに思いこませている。息子の戦死を受け入れられない頑なな老人。
Anupum Kher
College近くのカフェの旦那。お向かいに住むサリーショップのマダムにお熱。
Mehga(Aishwarya Rai) 
RajのCollege時代の恋人。厳格な校長Narayanの一人娘。父にRajとの結婚を反対されたので自殺した。Rajの心の幻として登場。

あらすじ
夜行列車が次々と、到着し名門校Gurukulへの、新入生が3人ホームに降り立った。寄宿舎に着き、窓をあけると、そこには威厳に満ちた校長が、朝日に向かってプジャーをしている。新しい学校生活のスタート。希望に燃える3人。
伝統校Gurukulの校訓は、「伝統・修練・貞節」、学生は、本分を守り、常に自分を律していく様にと校長の厳しい訓示のもと、新しい学校生活が始まった。

Vickyは、キャンパスに無断に入ってりんごを盗もうとした、隣の女学校の生徒Isikaに一目ぼれ。Sameerは、街で偶然で幼なじみ、Sajanaに再会し、ずっと胸に秘めた気持ちを伝えたいが、Sajanaは、男の子にモテモテで、とても接近できそうにない。Karanは、夜のホームの向こうにたたずみ人待ち顔の謎の美人を発見。彼女は、戦争未亡人でいつか夫が奇跡的に帰ると信じていつも汽車を一人待つ。Karanは未亡人に惹かれていく。Gurukulに新任教師がきた。音楽教師。軽薄そうな彼を校長は、あまり好ましく思っていない。初めての音楽の授業で、Rajは、「若者よ恋をせよ、恋こそ人生」と生徒に説く。しかし、伝統校Gurukulは、男女交際なんかもってのほか。学生の本分は、学業あるのみという厳しい校則がある。しかし、Rajは、学生のために「恋愛とは?」と説き、誕生日のダンスパーティー(挿入曲:Aankhein Khuli)やホーリー(挿入曲Soni Soni)、デワリのダンスパティー(挿入曲:Zinda Rehti Hain Mohabbatein)を企画。ますます、校長の反感を招く。禁を破って3人3様の恋路に走る学生3人はついに、校長の激にふれ、退校を言い渡される。Rajは、校長に会いに行き、実は、自分は、Gurukulの卒業生で、その昔、校長の娘(アイシュワリヤ)と恋に落ちた相手だと告げる。彼女の死を無駄にしたくない、若者には、自由な恋愛こそ人生を豊かな実りあるものとするのだと、切々と訴えるが…。一方Rajは、学生たちに説く。さあ、勇気を持って彼女に告白しよう。僕がバレンタインデーに恋人に愛を告白した時の事を話そう、枯葉にメッセージを書いて彼女に渡したんだよ。愛の告白は…この枯葉にかかれたメッセージ。娘との思い出を回想しながら若者たちの未来を思いやる校長…。そしていよいよ勧告の退学の日がやってきた。

YUKKEのつぶやき
私は、今のところ、ボンベイで2000年に、リリースされたマサラムービーの中で一番の★★★★★です。シャー様が、本当に素敵。まさにはまり役。JOSHで役づくりに無理があった分、こういう大人の役回りは、ファンとしては、大歓迎。当分毎週、見にいきそうな気分です。


          

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