ボンベイに来て、2年間にわたって、シャールクを追いつづけて、今、こうして会う時が、ブッディストの王Ashokaの撮影だというのも、何というめぐり合わせだろうか。フィルムシティーに着くまで、大作映画の撮影と聞いていたために、当然カラン・ジョハ―ル監督の「Kabhi Kushi kabhi Gham」を考えていたので、慌ててしまった。

マネージャー氏からチャイを振舞われたが、とても飲めそうにないくらいドキドキだ。椅子も運ばれてきて、ここでお待ち下さいと待つ事5分。「ではどうぞ・・・・」と、案内されたところは、何とシャールク・カーン専用のロケバスだった。(この時点で、もう気絶しそうになる)A嬢に続いて、バスに乗り込むと、「ウエルカム!」と手を差し出されて、握手したかと思ったら、ギュ―と引き寄せられて、頬っぺたつけてハグハグされてしまった。いきなり・・・いきなり・・・。

シャールクと私

今、思い出しても体が震えそうになる・・・・。5人のボンベネーゼが乗り込むと、シャールクは端のイスに座り、彼のベッドをポンポンと、叩いて「カム!」と言って、座る様にすすめてくれる。完全に舞いあがってしまった、私だ。

 ヘビースモーカーのシャールクはさっそく煙草に火をつけている。裾が擦り切れたシーンズに薄いグレーのフリース、ナイキのスニカー、アショーカの撮影のために、髪には長く付け髪をして、ワイルドな感じだ。それにしても何と顔の小さい事か。そこに、あの長い睫毛の大きな目、立派な鼻、厚い唇がどうやって納まっているのかと思うほどの造形美だ!思ったよりもずっとスリムで華奢な感じだ。そして彼はこう話しかけて来た。

「ようこそ。ボンベイにはどのくらいお住まいですか?」「御主人の仕事の都合でいらしているの?」「どちらの会社?」「僕も日本の企業のCMに出たことがる。Nissinていう会社。知ってますか?」「そう、ヌードルのCM」

シャールクは、その後、
 Ashokaは、僕の個人的なプロダクションが企画して作っている映画。監督はDil seの撮影をした、Santosh Sivan。若い監督です。相手役のカリナともロマンスもあるけど、カリナの予定がタイトだから、彼女の予定に会わせて撮っているところ。自分の会社だから結構自由が利いて、楽に仕事がすすんでいる。
この映画は、カンヌやベネティアなどの映画祭にも出品したいと思っている。ブディストの王様の話しだから、きっと日本人も興味がわくと思うよ。この後、セットにはいると、僕は上半身裸で、昔の王様の姿になるんだけど、ちょっと恥かしいね。裸だし。(ボンベネーゼたち、思わずキャー

昨日のJeevan Jyotのリハーサルには息子のAryaanも来ていたようだけど?
 はぁ。昨日も見てくれたんだ。昨日は日曜日だったでしょう。だから、彼と一緒にいたかったのでね。
僕の父方の先祖はモンゴル系なんだ。家族にも日本人的な顔立ちが結構いるんだよ。そのせいか、息子はちょっと目がつり目っぽくて、オリエント的な顔立ちだね。彼はジャパニーズ大好き。時々ジャッキー・チェーン!て、彼を呼ぶと喜んでるよ。餃子も好きだね。

今度のOne Two Ka FourにはOsaka Muraiyaという曲があるけど、日本語ですね。どういう意味?
 日本語だもの、教えてよ?なんていう意味なの?僕も知らない。

Osakaは、地名で、Muraiyaはお店の名前みたいなんだけど。ロンドンのマークス&スペンサーみたいな感じ。
 あはは、そうなの?作詞家が、サウンドをおもしろがったんじゃないかな。最近は日本語とかをチョットだけいれるのが流行りだから。へぇー、大阪・村井やねぇ・・・。

家族と過ごす時間はどうやって、作っているの?すごくハードワークのようだけど?
Ashokaは、僕の事務所の映画だから、自分のペースで作れるから、それほど今は忙しくない。これとKKKGがWestであって、常時3本くらいは掛け持ちが当たり前だからね。

日本に来る予定は?
DDLJ、Dil seの時も訪日の話しがあったけど、実現しなかったね。まだ日本には行ったことがない。残念だけど。

というような、話をしました。もっとたくさん(約20分)くらい話していましたが、あとは鮮明に覚えていない。かなり舞いあがっていたんですゥ。写真も撮らせて頂いて、サインまでねだってしまいました。本当にクールで、ジェントルマンで、教養もあって、この後シューティングを見せていただきましたが、これはシャールクのすごさを、さらに実感したのでした。
この時の実録ビデオを何度も見ながら今も震えが止まりません。

ロケバスの中に招待されての
ツーショット!私の宝物

シャールク・カーンに会うA

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