森の遊学
in会津高原

2003.8

  



 
工作教室

二日目はいよいよ大雨。
朝から台風が猛威をふるっており、ホテル横のゲレンデに立っている樹が強風に今にもなぎ倒されそうに翻弄されている。
二日目は芋堀りから始まる予定だったが、またもや変更となり、最終日に行う予定だった工作教室にさし変わった。
工作教室はオプションとなっており、参加費は1個800円である。
事前に、1家族につき2個はオーダーして欲しい、という説明があった。
1個だ2個だというのは木製の台枠で、作った作品をこの台枠に固定するかたちにして完成させる、ということになっている。
我が家も2個オーダーし、息子と夫がひとつずつ作ることにした。

工作は、木の枝や葉、木の実などの自然物を使って作る。
息子は大好きなクルマを作り始めた。
夫は夫で親子のかたつむりを作ると言い出し、たちまち創作世界にどっぷり入りこんでしまった。
まったく子どもである。
私もただぼんやり見ているだけではつまらないので、葉っぱと細い枝を使って小さなチョウチョを作ってみた。

アロンアルファの付きが悪いだの、ボンドが乾かないだのと紆余曲折しつつも、やがてそれぞれの作品が完成し、工作教室も終了の時刻を迎えた。

出来上がった作品は、台枠ごとラップでくるんでもらって持ち帰ることになっている。
しかし台枠を持っていない私のチョウチョは、ラップしてもらうことができない。
息子に、クルマの横にチョウチョを入れてくれない?と頼んだら、道路に蝶がとまっているのはおかしい、と言われてあっさり断られてしまった。
夫に頼んだら、かたつむりと蝶は相性が悪いだのなんだのと言われたが、結果的に呉越同舟させてもらえることとなった。
「ただし、東京に帰るまでだよ」と念を押す夫。
ふん、私だって好きで同居しているわけじゃないわい!

もう家族なんて信じない(--)

ウォークラリー&すいか割り

もう、やれることから何でもやっちゃおう、という感じだ。
初日に行うはずだったウォークラリーとすいか割りを、続けて館内で行うこととなった。
場所は
スキー場のレストハウス
まずはウォークラリーである。
館内のあちこちに置かれたポイントをすべて回ってシールを集めて歩く、というもの。
シール集めをしながら、クイズも解かなければならない。
こういう時だけ一致団結してしまう我が家は、すばやくすべてのシールを集め、クイズを解き終わって、
トップでゴールした。
しかし、残念ながらこれはタイムレースではなかった。
無駄に早かったLuna家。
すいか割りって、どうしてああ盛り上がるのだろう。
我が子のみならず、よそのお子さんの番でも、「右っ!右っ!」「もっと前!前!」などの声があちこちからあがる。
そして、ハズレても「あ〜あ」。当たってすいかが割れても「あ〜あ!」
割れて欲しいけど、割れちゃったらつまらないのがすいか割り、らしい。



停 電
アクシデントは、二日目の夜に起きた。
夕食の時間のことだった。
バイキングのレストランで食事を取っていると、いきなり照明が消えた。
停電である。
最初は、ブレーカーが落ちたのかななどと思っていたが、事態はもっと深刻であった。
ホテル側の対応は迅速だった。
ただちに各テーブルにローソクが配られ、レストラン内はいきおい結婚披露宴のキャンドルサービス中のような状態になった。
さらに投光機のようなものが登場し、バイキングの料理が並んでいるテーブルを明るく照らし始めた。
「新郎新婦入場、って感じだな」
夫が無邪気に言っている。
窓から、200メートルほど先に建つ隣のホテルを眺めると、向こうも真っ暗で、レストランにはローソクの灯りがちらちら揺れているのがわかる。
館内放送が使えなくなったので、メガホンを使ってホテルマンが情報を流してくれた。
停電はこのホテルだけではなく、地域的なものであること。
台風の影響が原因らしいこと。
現在、東北電力が修復に当たっていること、などが伝えられた。
ホテル内はフロント、廊下、トイレの中にもローソクが立てられ、ちょっといい雰囲気である。
息子などは、
「フロントの方を見に行ってきてもいい?
ロマンがあるから
などと言ってはしゃいでいる。

すぐに復旧すると思われたが、待てど暮らせど電気がつく様子はない。
レストランで時間をつぶしていたが、そろそろデザートも食べ飽きたので席を立つことにした。
そして、困ったことに気づいた。
水も止まっているのだ。
モーターが止まったためらしいが、お風呂はおろかトイレにさえ入れない状況に気づき、ロマンを楽しんでいる場合ではないことを悟った。
予期せぬアクシデントに興奮している男二人をフロントに残し、私は部屋に戻った。
室内は非常灯がついており、思ったより明るい。
その時点で、停電してからすでに1時間以上が経っていた。
復旧の見通しはなさそうだ。
テレビも見られないし、お風呂もダメ、ゲームセンターもダメ、レジが動かないから売店も閉まっている。
今夜はどうやって過ごすのだろうか・・・とベッドに寝転んで考えていると、メガホンを通した女性の声が廊下から聞こえてきた。
「お部屋に残っていらっしゃるお客様いらっしゃいますかー?」
あわてて廊下に出てみると、従業員の女性が客に説明をしているところだった。
隣の会津高原ホテルのお風呂を使えることになったので、バスで客をピストン輸送する、ということだった。
地域的に停電しているものの、なぜか北隣の会津高原ホテルは停電を免れているらしい。
私は夕方のうちに入浴を済ませていたが、暗闇にいても仕方がないので、お風呂がまだの息子と夫とともにバスに乗り込むことにした。
隣のホテルは、当たり前に明るかった。
それでも少し前までエアコンとエレベーターが停止していたとのことで、フロントの辺りはホテルの技術者たちが慌しく歩き回っており、緊迫感が漂っている。

今夜は一晩中停電したままになるのかもしれない。
水が出ないから歯磨きもできないだろう。
私は売店でお茶のペットボトルを買った。
アストリアホテルに戻れば、自販機さえ使えないのだ。
お茶が飲めれば、なんとかしのげる・・・。
やがてお風呂から出てきた夫と息子と一緒に、歩いてホテルに戻った。
高原ホテルのエントランスを出た時、一縷の望みをもってアストリアを見上げたが、やはり真っ暗なまま。
絶望感に浸りながら、ホテルへ向かう坂道をのぼり始めた。
あと10メートルでホテル、という時。
「あ、電気ついてる」
夫が言った。
エントランスに灯りがついている!
ようやく復旧したのだ。
明るくなったロビーに入ると、東武トラベルの添乗員さんがいて、
「たった今復旧しましたよ」と、嬉しそうに言った。
停電が始まってから、3時間近くが経過していた。
電気のありがたみをしみじみと実感する出来事だった。







[PR] | 貴金属 買取ハウスクリーニング韓国食材転職サイトSEOアクセス解析ハウスメーカーレンタルオフィスSEO対策消費者金融不動産担保ローン時計車 買取ハワイ挙式アスクル転職生命保険テンプレート沖縄旅行動画免許合宿二輪引越し消費者金融税理士ゴルフ会員権留学レーシックマッサージFX投資信託くりっく365アフィリエイト育毛剤FXホームページ制作デイトレードFXタイバンコクハワイ レンタカーベスト ハワイ ホテル レーツバリ島年末年始ハワイHawaii hotelsHawaii Activitiesbhhrホノルルマラソン
【運営会社「パラダイムシフト」サービス】 ハワイ現地オプショナルツアーリラックマ) - ビジネスクラス航空券 - 格安航空券(1) - 格安航空券(2) - 海外ホテル - 韓国旅行
無料ホームページ作成 - レンタルサーバー - 携帯ホームページ - ブログ - ホテル 予約 - タイムシェア - ヴィラ - ハワイ コンドミニアム - バリ島 ホテル - ハワイ 不動産 - プーケット ホテル