four de h
3周年祭 メモリアル編
この「お祭」の度に、アッシュに支えられている自分の充実した日々の幸せをかみ締めてきた。
そんな楽しみいっぱいの「お祭」が、今年で最後となることが伝えられた。
しかし、それは決して悲しいことではなく、
アッシュとともにそれに支えられている私にとっての新しいステージへの素晴らしい門出なのである。
Je vous remercie.
ボストック・オ・カシス カシスに浸されたブリオッシュにザマンドとクランベリーを。ほぼ完全にケーキなのに、決してこのブリオッシュ生地はパンの誇りを失わない。だからといって「パン屋」にありがちな、食感のはっきりした艶々ブリオッシュではなくて、これまたケーキに近いシ絹のような生地なのである。本当にこちらのブリオッシュは素晴らしい。 |
曇り空のスィオ 酒粕、ユズ、そして栗が5粒も。それほどの可能性が詰められているとは、美しいフォルムからはとても想像が及びません。とても華やかな素材を組み合わせているようで、確かに、晴れ!という気がしない。ベーグルにふんだんに含んでいる水分が雲のようにどんよりと具に覆いかぶさっているようなイメージ。 |
ポンム・エ・ピスターシュ りんごとピスタチオ。パンの殆どを占めるぶつ切りリンゴをサクサクっと頂く時に、生地全体に練りこまれたピスタチオの香りが心地よいBGMのように奏でられるイメージ。 |
リュスティック・カシス 見た目よりさらに濃いカシスの生地と、いつものホワイトチョコ。カシスが入りすぎ?のせいか、いつものリュスより粘りが少なく、サックリした食感でした。 |
リュスティック・キャフェ カシスのに対し、こちらはいつより増してつや感のある粘り毛が感じられる。一見地味な渋いベースに、ベッタリ目の甘みが重なることで、互いの短所を補い合いながら、さらに互いの長所を際限なく伸ばした素晴らしいマリアージュが実現されている。地味ながらこの周年の傑作といえる。 |
バルサミック・フレーズ・エ・ドゥーブル・ショコラ バルサミコ、セミドライイチゴ、ビターチョコ、ホワイトチョコ。色々入っていますが、主題はバルサミコのように思えます。それだけだと棘を放つバルサミコを、様々な色を塗り重ねることで、アロマティックな風味に仕上げてきた感があります。 |
サツマイモ 鳴門金時が生地以上に練りこまれてます。られている)とほんのり香るシナモン(?)の風味でコンパクトにまとめられたパン。しかし、これまで体験してきた様々なサツマイモの顔(焼き芋だったり、スイートポテトだったり…)を全て持ち合わせ、素材の味はここまで出てくるのか!!と感動することができた。 |
セーグル・マルコナ プラリネとマルコナ種アーモンド。この種のパンは絶対に焼きたてで食べたい。硬めに焼き上げられたクラスト、その底に付いている焦がしチョコ、そしてアーモンドのクラッシュがたまらなく心地良いのだ。 |
深く深く沈むフランボワーズ 濃厚なチョコとドライフランボワーズ。限りない闇を示すようなチョコの海。闇の中で不安に苛まれつつも、確かなフランボワーズの気配を感じることができる。 |
ル・セーグル・マロン'08 08年ということは来年は定番化?!セーグルマロンの生地にまで栗粉が入ったらしい。栗粉生地は意外にシック。いつものセーグルマロンより、晩秋の空気をかもし出している。 |
じゃがいものキャトル・フロマージュ 角切りのジャガイモが包み込まれた生地に、4種のチーズがたんまりと。こんなにきついチーズも赤ちゃんの肌のようなはかなくも生命力に満ちた生地と、豊かな大地で大らかに育ったジャガイモに組み合わさることで、寒い季節に嬉しいポタージュスープのように変わってしまった。 |