混ざりあう想い
この絵を自分で描きながら
もう描かせないで、と思った
私の絵は猫ではない
私の精神・感情の絵だと思う
画力がないのもあって、どんどん描く線が減っている
一番描きやすかったのが猫というだけで
今では猫だかなんだかわからなくなってる
思いを吐き出した
白い紙も怖くなかった
迷うこともなかった
でも、もう、描かせないでくれ、と
自分に願った
この手を止めてくれ、と・・・
かっこよく「止まらなかった」と書きたいけど
見てもらえればわかるように
止まった
微妙に止まった
中途半端なところで止まった
描きかけの絵に見えるんじゃないかと思う
吐き出しきれてはいない
それは、
この想いが相手があってこそのものだからだと思う
この絵を描いたときの心情を、
というか今の心情を描くと
「失恋」したのです
悲しくて悲しくて
この思いを吐き出したくて
描いたはいいけど
辛くなって
微妙に止まってしまった
絵描きとして失格だな、と思う
そこまで気負う必要はないのかもしれないけど
完成させてあげろよ、と思う
けど、できなかった…
本当は、私の生活にとっては、私の心にとっては、
絵も歌も言葉も生まれなければいいと思う
それはほとんどが悲しい時に生まれるものだから
でも、これからも悲しいことはあるだろうし
その時に絵が生まれることもあるだろうし
変わらないんだろうな・・・
でも少しずつ、嬉しいときに描いたり、できるようになるかもしれない
神経質な絵をお好みの方には悪いけど
これからは優しい絵も描きたいと思っている
私が優しい絵を描いたら
平凡な絵になってしまいそうだけど
(辛いものを吐き出す時の集中力って凄いと思う)
ずっと続けていくには
変わることも大事なんだと思う
それに、中園さんと関わらせてもらって
感性だけでは仕事はできないんだな、と思った
絵を描いてくださいって言われたときに
すぐ悲しい気持ちになれるわけでもないし
すぐ強烈な集中力を出せるわけでもない
絵を「完成」させるには画力も必要なんじゃないかと感じることも増えた
なんとか、形がかわってもいいから、
続けていきたいと思う
色々な人と出会い別れることもあって
まだまだ届けたい思いが生まれ続けると思うから
私は私のままで、どんなに立派そうな台詞を描いても
明日からがらっと変わるわけでもないんだけど
これからも
宜しくお願いします
2003/12/2
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