恐妻
真実を見たい?
貴方に真実が見えるなら
貴方に真実が映るなら
見せてあげましょう
長い長い夢を見ました
太ももに頬を寄せ
時々反応する体が面白くて
脇腹をなで続けていました
唇を求め顔を上げると
貴方は何かを探していました
透明で四角いケースの中には
赤い磨り減った口紅と茶色いマスカラ
「誰のものなの?」
怒り狂って問い詰めました
貴方はうつむいて困った顔をしたまま、答えません
嫉妬や悲しみが上り詰めた時
貴方は「あいうえお なにぬねの」という記号になりました
その文字から貴方を探し出し、問い詰めようとすると
あたりが真っ暗になり 温もりも消えました
私の中の獣が 貴方を食べてしまったのです
抱きしめたはずの腕は空回りし
自分の体を抱くだけです
なんの跡形もなく、消えてしまった
声を張り上げ探しているのに
何処にも居ない、闇
恐ろしい喪失感に震える身体
光に、目を開けると
伸ばしたままの左腕と天井がありました
一人きりの体温と現実
もし、この夢が真実なら
私はもう
自分の中の真実をみつけているのでしょうか
絵と詩は別のものです
「ストック」というタイトルで保存されたファイルの中にこの詩があったので
載せてみました
この詩を保存した時の私の願いは叶えられたのでしょうか
もう忘れてしまったのだけど
「真実」という言葉が好きみたいです
絵は、GIAという映画を見ていて
描きたくなったので描きました
アンジェリーナ・ジョリーが好きです
ここに載せた絵はスキャナーでスキャンしたもので、
絵のページに載せたものは絵をデジカメで撮った物です
だから絵というより、加工作品になるのかな
それとも、写真?
よくわからないんですが
生で見てもらいたい絵ですね
思い入れとか迫力はないんだけど
一通り線を描いたあとに白いクレヨンで塗っていて
光の角度によってそこが光るのです
艶っぽい!と思うのです
白と白の中の曖昧な境界線
確かに線は引かれているんだけど、同じ白
原画以外でこの艶を出すのは難しいでしょうね
どちらが「絵」として本当のものなんだろう、と困ったので
両方載せておきます(笑)
最近は生で見てもらうことも意識して描いているつもりです
だからあまり加工したくないんです
ちょっと修正したり色を変えたりなんていうのはわりと簡単にできるんですが
基本は一発勝負なわけだし
「加工してるからカッコイイ」っていう絵だと、
生で見てもらった時に「え・・・これ?」ってなっちゃうから
描き方は、128番と同じくエンピツや色鉛筆で描いたあと
油絵の具を溶かす油を布でパフパフして、パステル&オイリー仕上げです
画材:4Bのエンピツ 油絵の具を溶かす油 色エンピツ クレヨン ケント紙
詩:2004/1/26
絵:2004/10/7
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