天上のはしご
頭の中を雑音が走り全ての音を五月蝿く感じていた時
無音にしてくれたのは、心を沈めてくれたのは、
貴方の暖かい声でした
貴方の暖かい詩でした
貴方へ捧げる絵を描きました
もう絵はいらない、そう思っていた私に
複雑だけれど、また描くきっかけを与えてくれたのは貴方でした
初心に帰るつもりで安い絵の具を数色だけ使って描きました
でも、この絵ではない、と思うのです
私のイラストのポストカードに手紙を書いて送ってくれましたね
すぐにお返事を書きます、そういったまま、この時を迎えてしまいました
あの時頂いたポストカード
あの絵の猫こそ、貴方へ捧げる絵だと思うのです
貴方を想う私だと思うのです
あの猫の生は、奪わないことにします
天上に昇る時、私が連れていきましょう
いつかまた 会いましょう
その頃には貴方が驚くほど、成長していたい
今 自分の時を止めて 走りきってしまわないように…
貴方の存在は、死して尚暖かい
今もまだ…貴方の詩が響きます…
鮮明に…繊細に…広く…暖かく…
この絵を、詩人 武力也さんへ捧げます
画材:水彩
絵:2005/12/8
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