逆さ舟
静かな海と
三日月に
小さなネズミは
船をこぎ
旅に出た
遠いお空の母さんや
遠いお空の友達よ
僕は船をこぎ
旅に出た
小さな儚い
夢を見た
ああ僕もいつか
あの空に届くくらい
この地から
この身体から
離れてしまうのか
生きてくれと、何人もの仲間に言われたけれど
僕は今 船をこぎ
空を渡る
壊れて欲しい夢でさえ
僕も 皆も ちっぽけで
適うことは
できないんだ
お題が動物実験のマウスで
それに合わせて絵を描いたもの
ついでに詩みたいなものもできました
最初方舟ってタイトルだったんだけど
意味を調べたらイメージしていたものと違ったので逆さ舟に変えました
方舟の逆よってこと、だと想う
よく意味が理解できてない…
親や友達は先に実験され死んでしまって
「君はなんとか生き延びてくれ」と言い残されたけれど
僕も結局殺されてしまってこれから星になった皆の元に行くよ、という感じ
道中長いから「ぼくもいつか」と言っているのですね
そうじゃないと不自然ですね(笑)
壊れて欲しい夢というのは現実のこと
夢であって欲しい、そして壊れて欲しいと必死に願ったけれど
夢にすることはできなかった
実験動物だから子孫を増やし未来を築くこともできない
人間に、大きな恐怖に
しょせんはネズミ、実験動物
勝つことはできなかった
そんなお話
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